曳山囃子には「道ばやし」「せりばやし」「たてやまばやし」がある。


唐津くんちの曳山囃子

唐津くんちは唐津神社の秋祭りで、十六世紀終わりに始まった伝統行事である。最大の呼びものは曳山行列で、刀町の1番曳山「赤獅子」から14番曳山「七宝丸」まで、いずれも勇壮華麗な14台が登場する。高さ5.2メートル余り、重さは2トンから3トン、車輪をきしませ、町内を曳き回す。一番の見どころは、氏神の休憩の場所となるお旅所への曳き込みで、ここが砂地であるため、車輪がめりこもうとする曳山を、曳子たちが一丸となって「エンヤ、エンヤ」の掛け声も勇ましく、ありったけの力をふり絞る。せり囃子が一段と高まる中、祭りは最高潮に達する。

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